世界中で動物は生息地の喪失、人間と野生生物の衝突、違法な野生生物取引、残虐行為、そして災害によって危機的状況にあります。IFAWの動物救助チームは、苦しんでいる動物を救助してリハビリテーションを行うために現地に行きますが、その際可能な限り、背後にある根本な問題にも取り組んでいます。

IFAWは毎年、助けなければ苦しみ、死ぬ可能性もあるゾウ、クマ、ペンギン、サイなどの野生生物を救助し、リハビリテーションを行い、野生に戻しています。今まで、捕獲された動物を残虐行為から救助する、ペンギンを空輸する、ゾウを移動させる、等の活動を行ってきました。

IFAWの最終的な目的は常に、救助した動物を野生に帰すことです。例えばインドの野生生物救援センターでは、親をなくしたゾウやサイを救助し、マナス国立公園で野生に帰しています。

しかし、救助した動物のケガが深刻だったり長期間捕獲されていたりしたために、野生に戻せない場合もあります。そのような場合には、動物が一生最善の世話を受けられる保護区に入れるようにします。

私たちは動物を救助するだけでなく、生息地の喪失、違法な野生生物取引、人間と動物の衝突のような野生生物排除の根本的原因にも焦点をあて、野生生物の種の保護と生物多様性の推進に取り組んでいます。

IFAWの野生生物の世話・復帰プロジェクトには以下のようなものがあります:

  • インド、カジランガの野生生物救援センター
  • インド、アルナチャル・プラデシュのクマ救援センター
  • ロシア、トベリ地方のクマ救援センター
  • カナダ、ブリティッシュコロンビアのハイイログマの救出
  • 中国、北京の猛禽類救出センター
  • 米国、ケープコッドの海洋哺乳動物の救助と研究
  • 南アフリカのペンギンの救助
  • 南米のペンギンの救助
  • マラウイのアフリカゾウの移動
  • 油流出事故の被害を受けた動物の救助