スリランカが359本の象牙を破壊

Monday, January 25, 2016
南アフリカ、ケープタウン

スリランカでは今朝、359本の象牙の在庫が破壊されました。

粉砕されてから焼却された在庫には、2012年にスリランカ当局がコロンボで押収した1.5トンの象牙も含まれていました。これは、ケニアから送られた運送用コンテナに積まれた丸太材の間に隠されていたもので、東南アジアの国では過去最大の押収量でした。

象牙の粉砕の前に複数の宗教的な儀式が行われましたが、この中には象徴的な意味を持たせるために密猟されたスリランカゾウの象牙2本も含まれていました。

「IFAW(国際動物福祉基金)は象牙が闇取引される可能性を完全に取り除くスリランカ当局の決断を歓迎します」とIFAWの野生生物取引防止プログラム部長のケルヴィン・アリーは言います。

「野生生物の違法取引は最も有害で危険な国際犯罪の一つとして、毎年190億米ドルを稼ぎ出しています。象牙を破壊して使えなくすることで、密猟者と違法取引の背後にあるカルテルに彼らの活動は許されないという非常に強いメッセージを送ることができます。」

「年間50,000頭ものゾウが象牙のために殺されていますが、これは特に中国やタイなどのアジアおよび米国や欧州の違法象牙の需要を満たすためで、減少の兆しが見えません」とアリーは言います。国際自然保護連合(IUCN)によると、アフリカゾウの個体数は2006年の550,000頭から減少して、現在は470,000頭です。

今回の焼却によってスリランカは、チャド、ケニア、ベルギー、フランス、米国、英国、中国、エチオピアなどの国々で過去3年間に59トンの象牙を破壊した大きな運動のうねりに参加したとアリーは言います。

この象牙粉砕イベントはコロンボ中心部にある有名な公園、ゴール・フェイス・グリーンで行われ、スリランカのマイトリパラ・シリセナ大統領、ラニル・ウィクラマシンハ首相、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)のジョン・スキャンロン事務局長らが参加しました。

IFAWは世界的な能力強化プロジェクトの一環として、アフリカ、中東、アジア、オセアニアおよびカリブ海諸国において野生生物の密輸防止に携わる取締官を訓練しています。IFAWはNGOとしては初めて、インターポールの環境犯罪プログラムと覚書を取り交わしています。IFAWとインターポールは2005年以来、2012年の史上最大の違法象牙取引防止オペレーションを含め、数々のプロジェクトで協力し合ってきました。

IFAWの報告書「クリミナル・ネイチャー:違法な野生生物取引が世界の安全に及ぼす影響」では、違法取引がゾウやサイなどの動物、さらには人間に及ぼす脅威について記されています。象牙の違法取引について詳しく知りたい方は、IFAWのデジタルマガジン「Unveiling the Ivory Trade(象牙取引のベールをはぐ)」をダウンロードしてください。

IFAW(国際動物福祉基金)について

1969年に設立されたIFAWは助けを必要とする動物を救援する活動を世界中で行っており、40カ国以上でプロジェクトを展開しながら、個々の動物を救助し、動物虐待防止キャンペーンを推進し、野生生物保護と生息地保全を提唱しています。詳しくは www.ifaw.orgをご覧いただくか、FacebookTwitterでフォローしてください。写真はwww.ifawimages.comでご覧いただけます。

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