カナダ議員が商業アザラシ猟を禁止する画期的な法案を提出

Tuesday, March 3, 2009
カナダ、オタワ
国際動物福祉基金(IFAW)は今日、カナダの商業アザラシ猟の終結を求める議員法案をマック・ハーブ上院議員が提出したことに対し、拍手を送りました。カナダの政治家が、今も続く世界で最大規模の海洋哺乳動物の虐殺に終止符を打つための法案を提出したのは、今回が初めてです。

「これはまさに歴史的瞬間です。カナダの商業アザラシ猟にとって避けることのできない終結への第一歩を印す瞬間です」とIFAWの上級研究員、シェリル・フィンクは言います。「ハーブ上院議員は見事なリーダーシップと勇気を発揮して、この問題に関するカナダ国民の大多数の意見を代弁してくれました。」

これは漁業法の改正法案で、先住民がアザラシを獲る権利は守りつつ、カナダの領海における商業目的のアザラシ猟を禁止するものです。

「『ハーブのアザラシ法案』をきっかけに国民的議論が広がり、最終的にはカナダの残虐で不経済な商業アザラシ猟が法的に禁止される結果につながることを願っています」とIFAWの科学顧問、デヴィッド・ラヴィーン博士は言います。「ハーブ上院議員は、カナダのイヌイットやその他の先住民族の権利と利益を守るために、大変な努力をしました。」

最近の世論調査の結果は、カナダ国民の過半数が商業アザラシ猟に反対し、その終結を望み続けていることを示しており、この法案の導入を後押ししています。この法案は今、アザラシ産業が経済的に低迷しているときに提出されました。アザラシの皮の価格は今年もまた下がる見込みで、アザラシの毛皮の需要は世界的にも非常に低く、EUでは先住民族のものを除くすべてのアザラシ製品の取引禁止が検討されています。

「カナダ政府が商業アザラシ猟を擁護し続けることは、何の解決にもなりません」とマック・ハーブ上院議員は言います。「すべてがうまくいくかのように装って、いつまでも見て見ぬふりをするわけにはいきません。アザラシ猟に携わる数千人の人々を、この衰退した産業からもっと将来性のある仕事へと移行させる仕組みを作る時期に来ているのです。」

わずか数週間後にはカナダの商業アザラシ猟がカナダの東海岸沖で始まります。昨年は217,000頭以上のアザラシが捕殺されましたが、その99.8パーセントは生後3ヶ月未満の子供でした。

カナダの商業アザラシ猟禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方は今すぐ www.stopthesealhunt.org にアクセスしてください。

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