IFAW、イエメンのサメへの脅威を強調

Tuesday, January 22, 2013
アラブ首長国連邦、ドバイ

イエメン共和国のサメの保全を懸念して、国際動物福祉基金(IFAW- www.ifaw.org)はイエメン環境保護局と協力して全国的なワークショップを開催します。

毎年世界で7千万匹のサメが捕獲されていると推定されます。サメは主にヒレ、歯、あごなど高価な部位のために捕獲されます。フカヒレスープの需要のために、サメのヒレを切り取ってサメは生きたまま海に投げ返す「フカヒレ漁」という残酷な漁が行われています。

2013年1月19-21日、イエメンのアルムカラ市で開催されるサメ保全ワークショップにイエメン共和国の代表50名が集まります。漁業の規制・保護に取り組む政府と民間非営利団体の代表が漁業組合・団体の代表とともにワークショップに参加します。

ワークショップはイエメンのサメを保全し、商業的搾取と乱獲からサメを保護する方策を見つけることを目的としています。ワークショップはまた、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)の第16回会議の準備も視野に入れています。

IFAWの中東地域事務局長、エルサイード・モハメド博士は言います。「IFAWの目的は、イエメンのサメを救うために何ができるかに重点を置いて政府・科学・商業団体から国内の専門家を集めることにより、サメが直面する脅威に注目を集め、サメの保全を呼びかけることです。」

「ワークショップの目的は、イエメンのサメの保全状況について関係者の認識を高め、サメへの脅威を特定し、当局への提案を行うことです」とエルサイード・モハメド博士は付け加えます。

50名の専門家は、環境保護総局、水産庁、海洋科学・生態調査局、商工会議所、沿岸警備隊、漁業組合、地方評議会、漁業会社などのイエメン関係者の代表です。

IFAWの専門家がワークショップに参加して、サメの保全に関する成功事例を紹介し、CITESなどの国際条約がイエメン領海のサメを救うためにどんな解決策を提供できるかについて議論します。

モハメド博士は付け加えます。「CITESは国際条約として、サメ漁や国内漁業の禁止ではなく、規制を目的としています。CITESはサメの国際取引がサメの生存を脅かさないようにしています。」

3日間のワークショップを通して、国内の専門家はイエメンのサメの種類、生態学、漁業、国内の管理と法律について見直し、サメの保全に対する政府と漁師の影響を明確にします。また、当局と漁師がサメの個体群を管理・保護するために協力できる方法を議論し、サメ漁の管理計画を提案します。

サメの繁殖力は限られていて、世界中で乱獲や混獲などの多くの脅威に直面しています。サメの個体群が減少し続ければ、海洋生態系の保全が深刻な脅威にさらされます。

IFAWは責任あるシャーク・ウォッチングを推進しており、最も持続可能で経済的にも有益だと考えています。シャーク・ウォッチングは地域社会に大きな利益を生みます(例えば、エコツーリズムの資産としてリーフシャークの価値は年間20万米ドルにもなりえます)。

 

IFAW(国際動物福祉基金)について

1969年に設立されたIFAWは助けを必要とする動物を救援する活動を世界中で行っており、40カ国以上でプロジェクトを展開しながら、個々の動物を救助し、動物虐待防止キャンペーンを推進し、野生生物保護と生息地保全を提唱しています。詳しくは www.ifaw.orgをご覧いただくか、FacebookTwitterでフォローしてください。

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