インド北東部で密猟者が3日間で5頭のサイを殺す

Tuesday, October 2, 2012
米マサチューセッツ州ヤーマスポート

インド北東部アッサム州のカジランガ国立公園近くで先週、希少種のサイ5頭が無残に密猟されました。発見当時、4頭はすでに死亡し、1頭は角を切り落とされ出血して瀕死の状態でした。

瀕死のサイを助けようと国際動物福祉基金(IFAW - www.ifaw.org)の獣医とグワハティ獣医学カレッジの専門家が手を尽くしましたが、サイは回復することなく9月28日に亡くなりました。

「今カジランガは今年2度目の洪水禍に見舞われています」とIFAWの獣医で野生生物救援センターのコーディネーターであるラシン・バーマン博士は言います。「洪水の水は引いてきていますが、ここの当局者にとっては非常に厳しい状況です。動物はより高い土地を求めて保護地域を出て、そこで冷酷な密猟者の餌食となるのです。」

5頭のサイは隣接するカルビアングロン・ヒルズの保護地域の境界線の外で襲われました。襲撃の深刻さを考慮して当局はサイやその他の野生生物を護るためにインド陸軍に助けを求めました。

9月23日には棲み家を失った別の雌サイの仔が救助され、野生に帰す前に長期のリハビリテーションを受けるためにIFAW野生生物救援センターに収容されました。

「こうした試練の時に、アッサムの破壊的な洪水の犠牲となった人間と野生生物、そして無慈悲に殺された動物たちを思うと心が痛みます。地元当局がカジランガの野生生物の遺産を確実に護るために熱心な取り組みを続けられるよう、私たちは応援しています。IFAWの獣医も常に待機して、夏に起こった洪水時と同様、棲み家を失った動物の救助を手伝っています」とIFAWの緊急救援部長、イアン・ロビンソン博士は言います。

今年の6月から7月にかけて発生した一連の洪水では、IFAWとWTIの獣医は100頭近くの動物を無事救助した後、野生に帰しました。この洪水は2004年以来最悪のもので、推定600頭の動物が生命を落としました。

サイは世界中で角を狙った密猟の大きな脅威にさらされています。ユネスコ世界遺産地カジランガ国立公園はインドサイ(Rhinoceros unicornis)がもっとも多く暮らす世界最大の生息地です。

IFAW(国際動物福祉基金)について

1969年に設立されたIFAWは助けを必要とする動物を救援する活動を世界中で行っており、40カ国以上でプロジェクトを展開しながら、個々の動物を救助し、動物虐待防止キャンペーンを推進し、野生生物保護と生息地保全を提唱しています。詳しくは www.ifaw.org をご覧いただくか、Facebook や Twitter でフォローしてください。メディア利用向けの画像はwww.ifawimages.com にご用意しています。メディア利用向けの画像はwww.ifawimages.com にご用意しています。

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