カナダの商業アザラシ猟、約2日間で17,200頭以上を捕殺し、第一部終了
国際動物福祉基金 (IFAW – www.ifaw.org) の監視チームは今年の商業アザラシ猟でタテゴトアザラシの子供が虐殺されるのを目撃して戻ってきました。
「私たちは今日、この猟と結びつけて考えられる残虐行為の典型的な例を目撃しました。ケガをして血を流しているアザラシが猟師から逃れて海中に逃げようとしたのを、猟師がヒレ足をつかんで引っ張り出そうとしたのですが、アザラシは結局水中に逃れました」とIFAWのアザラシ猟監視員、シェリル・ジェイコブソンが説明します。「ケガを負っているこのアザラシはこのまま水中で死んでしまうでしょうが、信じられないことに、この1頭は正式な捕獲数には数えられないのです。」
「カナダの商業アザラシ猟が容認できないほど残酷であるという厳しい事実を示す映像を十分に集めて欧州の政策立案者に提供することができると私は確信しています」とIFAWの上級研究員、シェリル・フィンクは言います。「滑りやすい氷上で短時間に可能な限り多くのアザラシを捕獲しようとする猟師たちは利益を盲目的に追求することに必死で、動物福祉の観念など二の次になってしまうのです。」
このカナダの商業アザラシ猟は、アザラシ製品の取り引きを加盟国全域で禁止することを検討しているEUの決断が下される、わずか数週間前に始まったことになります。
最近の経済評価は、アザラシの毛皮市場が飽和状態にあることを示しており、価格はほとんど半値にまで下がっています。加工業者は、アザラシの生皮の売り上げは2007年末からなくなったも同然で、2009年に入った今もまだ回復は見られないと話します。
このタテゴトアザラシの子供を標的にした猟は世界で最大規模の海洋哺乳動物の猟です。今年の商業アザラシ猟の許容捕獲数は280,000頭ですが、これは個体数を維持できる数字ではありません。
カナダの商業アザラシ猟の禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方は今すぐ www.stopthesealhunt.org にアクセスしてください。