カナダの2009年度商業アザラシ猟解禁で280,000頭の赤ちゃんアザラシが死ぬこ
カナダの商業アザラシ猟は世界で最大規模の海洋哺乳動物の猟です。今年、猟師らに許可された捕獲数は280,000頭で、子アザラシでも白い毛が抜け始めていれば捕殺が許されています。つまり、生後約2週間で標的にされてしまうのです。
「カナダ政府がこのアザラシ猟の実施に固執するのは不条理なことです」とIFAWの上級研究員、シェリル・フィンクは言います。「欧州やカナダで強い反対を受け、市場が縮小し、生皮の価格が下落する中、カナダ政府がこの虐殺の継続に固執する根拠は道理ではなく単に政治であることは明らかです。」
今年のカナダのアザラシ猟は、ロシアが白海でのアザラシ猟をやめる決断を下したわずか数日後に解禁されたことになります。昨年から商業アザラシ猟に反対する動きは世界中で広まり続けており、数週間後には欧州議会が全加盟国でアザラシ製品の取り引きを禁止するかどうかを決めます。
「世界中が今年のアザラシ猟に注目する中、その残虐性がまたしても証明されることを私は確信しています。カナダの商業アザラシ猟が残虐であることに否定の余地はありません」とフィンクは言います。
猟師らは、動く氷や強風、氷点下の気温や荒れやすい海など予測不能な厳しい状況下で、捕獲数を競い合います。そのため、いわゆる「人道的な」捕殺は非常に難しくなります。
カナダは過去4年間で百万頭以上のアザラシの捕殺を許可してきました。カナダ政府の科学者らによると、今年の許容捕獲数の280,000頭は、現在のアザラシ猟管理計画を順守しておらず、個体数の30パーセント以上の減少を招くことが予想されます。
カナダの商業アザラシ猟の禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方は、今すぐ www.stopthesealhunt.org にアクセスしてください。