ゾウの密猟者がケニアの国立公園で銃殺される

Thursday, January 22, 2009
ケニア、ナイロビ
増発するゾウ殺しの犯人と見られる武装した密猟者が昨日、ツァボ・イースト国立公園内でケニア野生生物局(KWS)のレンジャーと銃撃戦を交わした末、銃殺されました。現場からは半自動小銃1丁、弾薬17発そして毒矢が回収されています。一番の動機は象牙と当局は見ています。

レンジャーたちは密猟者とその仲間を17時間にわたって歩いて追跡した、とエリア管理者のジョスファット・エループは伝えています。「木の上に密猟者が一人いるのに気づきましたが、その男は木から飛び降りて姿を消しました。木の陰からレンジャーに向けた発砲があって初めてもう一人いることに気づき、銃撃戦の末、銃殺しました。」

KWS内部の匿名の情報源によると、ゾウの密猟は2007年から2008年にかけて60パーセント以上も増加しました。「密猟の増加と最近の国家間の象牙取引再開を結びつけるのは難しいことではありません。このような出来事は予想外というわけではないのです。逆に私たちは、こうした密猟の再活性化は起こると予測していました」とIFAW(国際動物福祉基金 – www.ifaw.org) の国際ゾウ保護プログラム部長のマイケル・ワミチは言います。

ワミチのこのコメントは、2008年10月、11月に南部アフリカ4カ国から競売にかけられたトン単位の在庫象牙と、その売買は象牙の国際取引の復興に拍車をかけるだけという当時の主張に言及したものです。

「どこかで象牙が取引されれば、世界中のゾウの個体群に影響が及びます」とワミチは続けます。「合法的取引の再開は、密猟者たちをゾウの捕殺へと走らせ、違法な象牙をこうした合法的市場で浄化するのを促すだけです。」

「絶滅の危機にあるゾウの個体群を存続させたいのなら、すべての象牙取引を停止しなくてはいけません。その日が来るまでは、ゾウとゾウを護る人たちの血が不必要に流されるのを見続けることになります。」

IFAWはツァボにおける法執行や密猟の取り締まりなどの管理体制を強化するためにKWSと5年間で125万米ドル相当の提携を結んでいます。ツァボはアフリカで2番目に大きい公園で、貴重なゾウの個体群が生息することで世界に知られています。密猟の取り締まりに使用された園内パトロール用車両2台は、この提携プロジェクトの一環としてIFAWが提供したものです。

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