中国最大のオンラインショップがフカヒレの取引を禁止、IFAWは歓迎

Friday, December 19, 2008
中国、北京
国際動物福祉基金 (IFAW-www.ifaw.org.cn) は中国最大のインターネット・ショッピング・サイト、タオバオ (www.taobao.com.cn) がサイト上でのフカヒレ製品の売買禁止を決めたことを称賛しました。タオバオ・ドットコムは2009年1月1日以降、同サイトにおいてすべてのフカヒレ製品の売買を禁止することを、オンラインメンバー4億人に向けて発表しました。

この告示は、野生生物をめぐるインターネット犯罪に対抗するためにIFAWとタオバオが共同で立ち上げたキャンペーンの一環として発表されました。前例のない協力関係のもと、IFAWとタオバオはインターネット上の違法な野生生物取引に関する情報を共有し、野生生物取引が野生の生物種に及ぼす悪影響について共同で消費者の認識を高めています。

アジアはフカヒレ製品の主な消費地です。中国の主要都市のレストランではメニューにフカヒレスープが並び、いつでも注文できるようになっています。中国の旧正月の到来とともにフカヒレスープの消費量は著しく増えます。 

しかし高い利益幅とフカヒレの消費増加にあおられたサメの乱獲によってサメ種の50パーセント以上が絶滅の危機にさらされています。海における最上位の捕食者としてサメは生態系のバランス維持に重要な役目を果たしていますが、毎年推定1億匹のサメが世界中で殺されています。   

「フカヒレの消費は海洋生物多様性に害を及ぼすだけでなく、サメのヒレを切り取る残忍な行為を助長します。サメはヒレを切り取られた後、生きたまま海に投げ戻され、ひどい痛みの中で死んでいきます」とIFAWアジア地域支局長のグレース・ガブリエルは言います。「私たちには消費者としてフカヒレ製品にノーと言う選択の自由があります。野生生物を消費することは、殺すということなのです。」

タオバオがフカヒレの取引禁止を決めたことは、同サイトの利用者にも称賛されました。インターネットの掲示板では、杭州のネット市民がサメのヒレ切り取りの衝撃的な写真を投稿し、フカヒレ取引を糾弾しています。この投稿によると、北京だけで毎日5,000キログラムものフカヒレが消費されています。意欲的なタオバオの利用者は、今回の告示が1月に発行された後は、オンラインでのフカヒレ販売を見つけたらサイト管理者に報告するよう呼びかけています。   

IFAWのプログラム・マネージャー、ピーター・プシェルはこの動きを歓迎しています。「フカヒレの最大消費国における、最大のインターネット市場のプロバイダーがフカヒレの売買を禁止するとは、非常に驚くべきことであり、すばらしいことです。世界各地のオークションサイトや政府になんと強力なメッセージとなることでしょう!」

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何勇/ジェフ・ヒ (IFAW中国)
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