ゾウ、トラ、イルカ、カメの保護拡大が約束される
同会議では全世界の絶滅危惧種に目が向けられ、アフリカのゾウ、アジアのトラ、太平洋のカメ、東南アジアのイルカ、そして気候の変化から危機に直面しているアザラシ、イッカク、ホッキョクグマの保護を拡大する決断が下されました。
国際動物福祉基金(IFAW)は、1週間にわたる会議において野生生物とその生息地を積極的に護るための強い合意や国境を越えた協定の確立に取り組み、すばらしい成果を収めたCMS締約国に対し、喜びを表明しました。また海洋雑音、気候変動、漁業操業中の混獲など、海洋生物にとっての主な脅威への対応策についても重要な話し合いや合意が交わされました。
しかし、来年30周年を迎えるこの希少な保護条約が成功するためには、十分な資源が不可欠だとIFAWは考えます。これほど大きな成功を収めた会議の後だからこそ、これらの合意を適切に実行するために必要な時間と資金を各国が提供する必要があります。
「会議は深刻な脅威に直面する全世界の動物種が対象で、広範囲に及びました」とIFAWのプログラム・マネジャーでCMS会議の代表団長、デレン・キンドリーサイズは言います。
「寒い北極地方のホッキョクグマから太平洋の暖かい海のカメまで、数多くの主要種を保護するための確固たる合意が確立されていくのを見て、我々も嬉しく思いました。地球上でもっとも絶滅が危惧されている動物を保護するために、切望されているこれらの協調合意が完全に実施されるよう、各国が資金援助を約束することが今後重要となります。」
「地球上の野生生物自体もまた、世界的な財政危機に直面しています。さらなる投資がなければ、移動性動物種の完全な保護は期待できません。」