IFAW、確証ない狂犬病死で自制求める

Tuesday, December 2, 2008

バリ島のリゾート地クタにおいて狂犬病が発生した可能性を受け、IFAWはインドネシア政府に対し、犬を処分するのではなくワクチンを接種させるよう強く求めています。

報道によると、4人が犬にかまれた後死亡していますが、その死は必ずしも犬にかまれたこと、あるいは狂犬病が原因とは言えません。しかし地方自治体は、路上のイヌを殺処分し始めるよう市民に呼びかけました。

「もし本当にクタで狂犬病が発生したのなら、イヌを手当たり次第殺しても問題解決にはなりません。狂犬病を防ぐには、この地域のイヌの大多数に狂犬病のワクチンを接種しなければなりません」とIFAWアジア太平洋事務局長のエリカ・マーティンは言います。

「人間と動物が確実にワクチン接種を受けられる体制を整え、地域社会がイヌの咬傷防止と咬傷の手当てに関する知識を持つことが早急に求められます。」

「地域のすべてのイヌにワクチンを接種し、疑わしいイヌは観察のため隔離し、狂犬病の臨床的症状のあるイヌは人道的に安楽死させるべきです」とマーティンは言います。  

IFAWは地方自治体に対し、手当たり次第イヌを殺処分する通知を早急に撤回し、もし狂犬病が確認されたなら、動物と人間双方にとって有効かつ人道的な解決策に向けて力を尽くすよう要請しています。

世間一般に信じられている説に反し、バリのイヌの大半は野良犬ではありません。これらのイヌは「放浪する飼い犬」として知られ、飼い主はいますが柵に囲まれていないだけです。

IFAWはユディシーラ・バリ・ストリート・ドッグ基金の移動動物診療所に資金提供しています。同プログラムでは何千匹というイヌに対して皮膚病、ダニ、寄生虫、栄養失調の治療を行っています。また、望まれない子犬の数を減らすために不妊・去勢処置も行っています。

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