クジラの専門家らが石油会社に絶滅の危機に瀕するクジラの保護を訴&#1236

Thursday, June 11, 2009
国際動物福祉基金(IFAW)は今日、国際自然保護連合(IUCN)の科学者たちと共に、サハリン(極東ロシア)で操業する石油会社に対し、クジラの生息数の実態が明らかになるまで同地域において有害となる可能性のある活動を停止するよう求めました。

この訴えは、IUCNのニシコククジラ・アドバイザリー・パネル(WGWAP)が発表した今日の報告書に含まれています。2009年4月、絶滅の危機に瀕しているニシコククジラの個体群の現状に対して高まる懸念を受け、世界的に有名なクジラの専門家11名からなるWGWAPは、サハリン・エナジー・インベストメント社(SEIC)に対し、クジラの保護のために2009年の地震探査を中止するよう勧告しました。SEICはこの勧告を受け入れました。

今日の報告書によると、沿岸地域に棲むクジラの総数は2007年と比べて約40パーセント減少しています。こうした有害な減少の原因として、過去数年間にわたる同地域での石油開発事業、特にエクソン・ネフテガス社が実施している活動が関連していると考えられます。

IFAWはIUCNの科学者たちと共に、サハリンで操業する石油会社に対し、SEICの例に倣ってクジラの専門家が勧告する地震探査活動の一時停止を求めます。

「絶滅の危機に瀕するこれらのクジラを確実に生き残らせるために、あらゆる国際的な取り組みを講じることが必須です」とIFAWの国際クジラ・プログラム部長、パトリック・ラマージは言います。「世界的レベルの科学と責任ある企業活動によって、地球上で最も絶滅の危機に瀕しているクジラにわずかな希望を与えることができます。エクソン、BP、その他の関連企業がSEICの例に倣って責任ある行動をとることに期待しています。」

IFAWは2000年から独自にニシコククジラの監視プログラムを実施しています。IFAWが提供したこのデータが一つの判断材料となり、WGWAPは今回の勧告を行いました。

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