アイスランドの捕鯨を米国が非難、絶滅危惧種の虐殺をやめるよう要&#3553

Wednesday, 24 November, 2010
米国、ワシントン
米政府は、絶滅危惧種のナガスクジラを虐殺し、鯨肉の輸出を試みるなどエスカレートするアイスランドの捕鯨活動を強く非難しました。

国際動物福祉基金 (IFAW - www.ifaw.org) は、アイスランドの商業捕鯨活動を非難する声明を公式に発表するという米商務省の決断を歓迎しました。

ゲイリー・ロック米商務省長官の声明の内容は次のとおりです。「米国は、商業捕鯨禁止措置を無視したアイスランドの行動に強く抗議します。我々はアイスランドに対し、鯨肉の国際取引を停止し、クジラ種を保護するために国際社会と協力するよう、強く要請します。アイスランドがIWC(国際捕鯨委員会)の権限外で加盟国の監督もIWC科学委員会による分析もないまま商業捕鯨を続行していることは問題です。」

IFAWの国際クジラ・プログラム部長、パトリック・ラマージはこう話します。「IFAWは、他の多くの国々同様にアイスランドが絶滅の危機に瀕するナガスクジラを残酷にそして不必要に殺すことは認めない、という米政府からのメッセージを歓迎します。

「この殺戮を止めるには、本腰を入れた行動が必要です。アイスランドがこの警告を深刻に受け止め、今すぐ捕鯨をやめるよう願っています。さもなければ私たちは、捕鯨に関与する企業を対象とする集中的な貿易制裁を含むあらゆる対策を検討するよう、米国に働きかけます。」

今季だけでアイスランドの捕鯨業者は200頭以上のクジラに銛を打ち込みました。これには絶滅危惧種のナガスクジラ148頭とミンククジラ60頭も含まれます。アイスランドにおけるミンククジラ肉の国内市場は限られており、ナガスクジラは昔から食べる習慣がないため、捕鯨は純粋に海外市場の確保が目的ですが、これまでのところ苦戦が続いています。そのためアイスランドで殺されたクジラの肉の大半は出荷されることなく冷凍庫に保管されたままです。

米国は現在、IWCの管理が及ばないところでアイスランドによるクジラの捕殺が増加していることに対する国内の反応を見守っていることを、ロック長官は示唆しました。

IWCの米政府代表で海洋大気局主席副次官のモニカ・メディナはこう話します。「アイスランドの行動にはひどく失望しています。アイスランドは、地球規模の商業捕鯨モラトリアムと鯨肉の国際取引禁止措置を軽視しています。増える一方のアイスランドのクジラ捕獲数と、それに続くナガスクジラの肉約600トンの輸出は、アイスランドがクジラの協調的かつ国際的保護に関心がないことをはっきりと物語っています。」

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