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ウバザメ

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IFAWの活動について

分類
学名
Cetorhinus maximus
軟骨魚綱
亜網
ネズミザメ目
ウバザメ科
ウバザメ属
maximus
世界の個体群
Basking shark distribution
容貌と生態
容貌
元々クジラの一種と考えられていたウバザメは、ジンベイザメと同じく海水中のプランクトンを「ろ過摂食」するサメです。海面近くで陽にあたる習性があることから「サンフィッシュ」、またはセイルに似た大きな背びれから「セイルフィッシュ」と呼ばれることもあります。

ウバザメは、ジンベイざめに次ぐその体の大きさから簡単に判別することができます。成熟した個体の体長は6.7メートルから8.8メートルにもなり、生まれたときの体長は1.5メートルから1.8メートルです。頭部をほとんど一周してしまいそうなほど大きなエラには「ろ過摂食」のために毛のようなものがついています。ウバザメには円錐状に突き出た鼻と、小さな目の後ろまで切れ込んだ非常に大きな口があります。歯はまばらにしかなく、通常は上アゴの中央部と下アゴの間に隙間が開いています。

ウバザメの体色は灰色がかった茶色が主ですが、暗い灰色もしくは黒であることもあります。腹部の色は背中と同じ色か、少し白っぽくなっています。薄い灰色か白の線が腹部中央の線に沿って見られることもあります。ウバザメの皮膚は、尻尾の方向に向いた円錐状に先のとがった小さな突起に覆われています。このため、頭から尻尾の方向に触れると滑らかですが、尻尾から頭の方向に触れるとざらざらした抵抗があります。

生態
ウバザメは北極圏または温帯の海域に棲息します。大西洋ではカナダのニューファンドランドからフロリダにかけて、ブラジル南部からアルゼンチンにかけて、そしてアイスランドからノルウェーにかけて見られます。また、地中海の一部で見つかることもあります。

大西洋北西部では、ウバザメは春に南部、夏に北部の海で見られますが、秋と冬はその姿を消してしまいます。大西洋北東部では、ウバザメは夏にイギリス南西部沖で餌を採りますが、11月から3月まではどこにいるのかわかっていません。

太平洋では、日本、中国、韓国から西部と南部オーストラリアとニュージーランドにかけて、またアラスカ湾からカリフォルニア湾にかけて見られます。エクアドルからチリにかけての地域で見られることもあります。ウバザメは移動性で、季節によって沿岸部と沖合いを移動している可能性もあります。2頭づつのペアで発見されることがよくありますが、100頭やそれ以上の大きな集団で発見されたこともあります。ウバザメは同性の集団で移動することが知られています。

ウバザメは沿岸近くの開放水域の海面近くをゆっくり泳ぎます。沖合いを移動したり、湾や入り江の中に入ってくることもあります。主食である動物性プランクトンを捕まえるために大きな口をあけている姿がよく見られますが、海面からジャンプする姿を見ることもあります。ウバザメはその毛羽立ったエラで、エラを通り抜ける海水から餌をろ過しています。30秒から60秒ごとに口を閉じて、ろ過された餌を飲み込みます。

ウバザメの成熟は遅く、12歳から16歳の間に性的な成熟を迎えます。ウバザメは、メスの胎内で孵化した子孫を出産する卵胎生であると考えられ、まだ解明されていない頭数の子供を出産します。妊娠期間は最大3.5年とする説がありますが、14ヶ月とする予測もあります。寿命は約40年と考えられています。

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種の現状
現状
ウバザメは棲息地域の国家の法律で保護されています。国際自然保護連合(IUCN)の「絶滅危惧II類」に指定されており、ワシントン条約(CITES)の「付属書III」にはイギリスの独断でに掲載されています。

種に対する脅威
歴史的にウバザメは肝油(灯りとなめしのために使われた)、人間と動物の食用、そして皮革を目的として捕獲されていました。第二次世界大戦後の漁業は、その脂肪を潤滑油、化粧品、ビタミン剤として利用するために捕獲しました。

商業目的のウバザメ漁はアイルランド沿岸で1940年代後半に開始されました。1947年から1975年の間に12,360頭のウバザメが捕獲され、採算が取れなくなった頃中止されました。ウバザメ漁はカリフォルニア沿岸でも魚粉と脂を目的に行われていましたが、採算が合わなくなり中止されました。小規模のウバザメ漁はスコットランド沖、ポルトガル、フランス、ペルー、エクアドル、中国、日本、そしてニュージーランドでも行われていました。

現在、ウバザメ漁はノルウェーで四月・五月から八月・九月にかけて行われています。中国と日本も、フカヒレスープに使う鰭と、強壮剤、栄養補助剤、化粧品に使う肝臓を目的にウバザメを捕獲しています。こうした乱獲に加えて、ウバザメの成長の遅さ、性的成熟年齢の高さ、そして比較的低い繁殖率が、かつては頻繁にウバザメの姿が見られた地域でその数を減らす原因になっています。ある地域では、ウバザメは漁網に絡まる害獣とされています。

国際取引
取引あり。

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著者と出典
出典
CCS and Associates. 1997. Basking sharp morphology and structure. www.isle-of-man.com. The Basking Shark Society.

CITES. 2001. Basking shark. http://www.cites.org.

IUCN. 2001. The 2000 IUCN Red List of Threatened Species. http://www.redlist.org.

Knickle, C, L. Billingsley and K. DiVittorio. 2000. www.flmnh.ufl.edu. Florida Museum of Natural History.

Martin, R. 2000. ReefQuest Expeditions: Life history and behavior of lamnoid sharks. www.reefquest.com.

Mollet, H.F. 2001. Demographic analysis of the basking shark Cetorhinus maximus (Gunnerus, 1765) Demographic analysis

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