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ツキノワグマ/ヒマラヤグマ

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IFAWの活動について

分類
学名
Ursus thibetanus
哺乳網
亜網
食肉目
クマ科
ツキノワグマ属
thibetanus
世界の個体群
容貌と生態
容貌
ツキノワグマあるいはヒマラヤグマは、中型でがっしりした体つきの熊で、平均身長は140~165メートル、体重は90~115キロです。大柄な雄は180キロほどにもなり、雄の方が雌より大きな体をしています。

ツキノワグマは普通は黒色ですが、茶色や赤茶色の熊もいます。胸に白い三日月形の模様が必ずあり、 顎も少し白くなっています。首とや肩の周辺の毛は長くて濃く、大きな丸い頭には大きな耳が左右に遠く離れてついています。 鉤爪は短く、それを使って登れるほど頑丈です。

生態
成長したツキノワグマは通常、単独で暮らし、夜行性です。生息地は熱帯雨林、温帯の広葉森林、そして熱帯の季節風気候の森林。様々な亜種がバングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、イラン、日本、韓国、ラオス、モンゴル、ミャンマー(ビルマ)、ネパール、パキスタン、ロシア、台湾、タイやベトナムに生息しています。

ツキノワグマは雑食性で、植物も動物も食べます。生息地やそこで入手できるものによって、植物の芽、フルーツ、ナッツ、果実、小さな動物や鳥、腐肉、虫、そして蜂蜜など、食べ物は多様です。近くに家畜や農作物があれば、それを食べることもあります。

繁殖についてはあまり知られていません。交尾期は4月から6月の間と考えられていますが、気候によって3月や12月の場合もあります。受精卵の着床の遅れ(受精卵は子宮の壁に着床する前に子宮の中を浮遊)も妊娠期間に含まれることがあります。通常は5月に2頭の小熊が洞穴や樹幹の空洞の中で生まれます。一週間以内に小熊の目は開き、母熊と一緒に食べ物を探すようになります。小熊は3ヵ月半ほどで乳離れしますが、2歳くらいまで母親と一緒に暮らす熊もいます。

ツキノワグマは木登りや泳ぎが得意です。普段は四足で歩きますが、食べ物を取る時や戦う時は後ろ足で立ちます。ツキノワグマは授乳期につくられた「巣」の中で寝たり休んだりすることもあります。分布域の北部に生息する熊は毎年11月から3~4月まで洞穴や洞窟、丸太や木の空洞の中で冬眠します。 野生のツキノワグマは25歳くらいまで生きます。

個体数の推定について信頼できるデータは存在しません。熊の保護活動もあまり行われておらず、各地の保護法も滅多に執行されません。

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種の現状
現状
国際自然保護連合(IUCN)は Ursus thibetanus を「絶滅危惧II類」に掲載しています。亜種の Ursus thibetanus gedrosianus (イランとパキスタン)は「絶滅危惧IA類」に掲載されています。

また、Ursus thibetanus はワシントン条約(CITES)の付属書Iにも掲載されており、国際取引は禁止されています。

種に対する脅威
ツキノワグマに対する脅威は狩猟、収集(胆嚢は漢方薬に使われ、足は食料になります)、個体群の分裂、森林伐採による生息地の侵害、人間の移住、インフラ(道路やダム等)、人間との対立、そして保護活動の欠如です。

アジアの数カ国、特に中国では、ツキノワグマは胆汁のために「飼育」されています。そのような農場では、ツキノワグマは小さな檻で飼われ、胆汁は漢方薬のために「搾り取られ」ます。

IFAWは胆汁用の熊農場の排除、現在そのような「農場」に監禁されている熊の人道的な扱い、そして漢方薬に使われる胆汁の代替品の研究の促進に取り組んでいます。

国際取引
農場で飼育されている熊からとった胆汁が最も利用される商品です。中国ではその販売は合法で、漢方薬の他、お茶や強壮剤、シャンプー、その他調合品に利用されています。ツキノワグマの肉、脳、血、骨や足など各部やその派生物の違法取引は中国でも世界でも依然として行われています。

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著者と出典
著者
著者プロフィール
出典

BBC Wildlife. Wild facts—Tibetan black bear.

CITES. 2001. http://www.cites.org.

IUCN. 2001. The 2000 IUCN Red List of Threatened Species.  http://www.redlist.org.

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Asiatic moon bear

A rescued Asiatic moon bear living at the Pan Yu Bear Sanctuary, China. 写真 © IFAW/ P. Bronstein