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IWC総会がクジラ保護の針路をとりつつ閉会

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2009年6月26日

(ポルトガル、マデイラ) - 第61回国際捕鯨委員会(IWC)年次会合が今日、閉会しました。1週間に及んだ今年の総会では、物議をかもす問題がほとんど先送りされた一方で、様々な国がクジラの国際的な保護に向けた取り組みを新たに確約しました。「IWCは商業捕鯨からクジラ保護へとシフトし続けています。」とIFAW(国際動物福祉基金 – www.ifaw.org) の国際クジラ・プログラム部長のパトリック・ラマージは言います。

「IWCが間違った妥協をせず、加盟国がホエールウォッチングやクジラに関する新たな報告書や保護対策の論議に多大なる関心を持ったことに勇気づけられました」とラマージは言います。「IWCの保護委員会はマデイラで前例のないほど多くの報告書を加盟諸国から受け取りました。また、米国とノルウェーが提案した気候変動に関する決議も採択されました。」

しかし今年もIWC総会が閉会を迎えようとする中、クジラやIWCに対する脅威はなくなりません。「日本とアイスランドとノルウェーは会期中も商業目的の捕鯨を行いました」とラマージは言います。「この3カ国は、21世紀のクジラ保護を支持する世界的なコンセンサスを受け入れるべきです。」マデイラ総会の会期中に発表されたIFAWの新報告書には、世界中のホエールウォッチング産業の劇的な成長と拡大する経済効果が示されています。

そのデータを国別に分析した新報告書によると、2008年には世界119カ国で1,300万人がホエールウォッチング・ツアーに参加し、チケット代及びツアー関連の支出額は21億米ドルに上りました。報告書には、ホエールウォッチング産業の過去10年間の急成長も示されています。今日では、世界中で3,000社以上のホエールウォッチング業者が推定13,200人を雇用しています。

オーストラリアのピーター・ギャレット環境相は、マデイラのIWC総会に出席している各国政府代表団すべてにオーストラリアから正式に提出されたこの報告書を歓迎しています。



メディア関係者のお問い合わせ先:
パトリック・ラマージ (マデイラ総会のIFAW代表団長)
携帯電話: +1 (508) 776-0027
Email: pramage@ifaw.org
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写真 © IFAW