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カナダ政府がタテゴトアザラシの子280,000頭の虐殺を許可するも、生皮の行き場は?

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2009年3月20日

(カナダ、オタワ) - 世界中でアザラシの毛皮の需要が低迷しているにもかかわらず、カナダの漁業海洋省(DFO)は、今年のタテゴトアザラシの総許容捕獲数(TAC)の発表を行いました。国際動物福祉基金 (IFAW – www.ifaw.org) は、国際市場が縮小する中で商業アザラシ猟の継続に固執するカナダ政府に愕然としています。

「この捕獲枠は理不尽です」とIFAWの上級研究員、シェリル・フィンクは言います。「毛皮市場の現状を考えると、たとえ値下げをしても、毛皮の行き場はありません。それでもカナダ政府は、その毛皮がいつまでも倉庫に保管されたままになる可能性が高くても、280,000頭のアザラシを死に至らしめる行為を何の問題もなく許可するのです。」

最近の経済評価は、アザラシの毛皮市場が飽和状態にあることを示しており、価格はほとんど半値にまで下がっています。加工業者は、アザラシの生皮の売り上げは2007年末からなくなったも同然で、2009年に入った今もまだ回復は見られないと話します。

保護の問題も今年のTACの発表を取り巻いています。これほど大きな捕獲枠はタテゴトアザラシの個体数を30パーセント以上減少させるだろうとカナダ政府の科学者たちも公言しています。IFAWは、TACの縮小に真剣に取り組む気のないカナダ政府の姿勢は、無責任であるばかりか、進んで個体数を減少させるものであり、無謀としか言いようがないと主張しています。

2009年のカナダの商業アザラシ猟は、EUが加盟国全域でアザラシ製品の取引禁止を検討する中、世界中で強い風当たりを受けることになります。現在、ベルギーとクロアチア、そしてオランダの国々では、アザラシ製品の取り引きは禁止されています。ハンガリー、ドイツ、オーストリア、スイス、チェコスロバキア、そしてイタリアでも、アザラシの生皮市場の閉鎖を目指して、禁止に向けた取り組みを実施しています。

「ロシアが商業目的のタテゴトアザラシ猟を終結すると発表した同じ週に、カナダが今年生まれたアザラシの赤ちゃんの3分の1に残虐で不必要な死の宣言を行うとは、何とも皮肉なことです」とフィンクは言います。「カナダ政府は、暗黒時代に留まることに固執しているようです。」

カナダの商業アザラシ猟は依然として世界で最大規模の海洋哺乳動物の猟です。昨年は217,000頭以上のアザラシが捕殺されましたが、その99.8パーセントは生後3ヶ月に満たない幼獣でした。

カナダの商業アザラシ猟禁止を目指すIFAWの活動について詳しく知りたい方は、今すぐ www.stopthesealhunt.org にアクセスしてください。

メディア関係者のお問い合わせ先:
ケイティ・マッコネル (IFAW)
Tel: 1 (508) 744-2237
Email: kmcconnell@ifaw.org

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