2010年1月15日
(米マサチューセッツ州ヤーマスポート) - 国際動物福祉基金(IFAW)と世界動物保護協会(WSPA)は、地震によって破壊的な被害を受けたハイチの動物に必要な支援を届けるため、合同で救援活動を行う複数の団体からなる連合を率いることに正式に合意しました。
1月12日、過去200年で最大のマグニチュード7.0の地震が小さな島国を揺さぶり、建物をがれきの山に変え、首都ポルトープランスを破壊しました。死者何万人とも予想される中、米国などの国々は、このカリブ海の国に部隊と支援を送ることを決めました。今回の大災害に対し、各国からは2004年のインド洋大津波以来の大規模な支援が寄せられています。
この地震は人間にとって大きな危機であると同時に、ハイチ国内の家畜500万頭(大半がヤギ)、膨大な数の野良犬、無数のペット、そして野生生物にも悪影響を及ぼします。
IFAWとWSPAは、ハイチでの活動全般において協力し合う、動物関連の慈善団体の連合を率いることに正式に合意しました。ハイチの動物の前に立ちはだかる深刻で甚大な問題に取り組むには、団体間で連携するのが最も効果的な方法と信じているからです。
「これは大きな難題であり、動物関連NPOはできる限り協力し合う必要があります」とIFAWの緊急救援部長、イアン・ロビンソンは言います。「すでに私たちは狂犬病やレプトスピラ症、その他の人畜共通伝染病の流行を恐れています。ワクチン接種及び給餌プログラムをすぐにでも始めなくてはなりません。そして最終的には、救命救急ケアを最も必要としている動物たちに、それを届けなくてはいけません。仕事は山ほどあります。とても私たちだけでは手が足りません。」
現在、救援チームはドミニカ共和国に集結し、活動開始に向けてハイチ入りを待っています。またIFAWとWSPAは動物たちに直接的な支援を届けようと、移動クリニックにワクチン、抗生物質、包帯、餌、その他の備品を積み込み始めました。
「私たちが実際には何をすることになるのか、いつ開始するのか、またどんな困難が待ち受けているのかは定かではありません」とロビンソンは言います。「しかし確実なのは、私たちが準備万端の状態であること、他の団体と協力して活動するシステムを築いていること、そしてこの惨事の大きさからして、私たちの滞在が長期に及ぶであろうことです。」
国際動物福祉基金(IFAW)について
動物福祉団体のIFAWは、世界中で窮地にある動物を救援しています。本部のある米国及び15カ国の事務所を拠点に、IFAWは120万人の支援者と共に動物への被害を防ぐために、熱心に活動しています。
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