2008年12月4日
(英国、ロンドン) - 国際動物福祉基金 (IFAW - www.ifaw.org) は、来週英国で「秘密裏に」開催される会合での交渉によって、国際的な商業捕鯨禁止措置の未来が脅かされることを懸念しています。
クジラを保護する責任を担う国際捕鯨委員会(IWC)は月曜から3日間、ケンブリッジにて小作業部会の会議を開催することになっており、約24カ国から代表者の参加が見込まれています。会議の目的は、商業捕鯨禁止措置を含む数々の問題について、IWCにおける捕鯨推進国と反捕鯨国との明らかな膠着状態を打開し、進展をもたらすことにあります。
IWCは今回の会議およびその他の小作業部会の会議について「秘密会議」であることを否定していますが、会議にNGOやオブザーバーの参加は許されず、討議される多数の文書も閲覧できず、密室で行われます。IFAWは、1986年から実施されている国際的な商業捕鯨一時停止措置(モラトリアム)に関するいかなる譲歩にも反対し、各国の代表者にクジラには保護が必要であることを思い起こさせるべく、会議場の外で接触を図ります。
IFAWのクジラ保護プログラムを率いるパトリック・ラマージはこう言います。「IFAWが商業捕鯨及びいわゆる調査捕鯨に反対するのは、それらが残酷で不必要だからです。クジラを人道的に殺す方法などありません。捕鯨の増加、漁網への絡まり、公害、船との衝突、人間による海洋雑音のおかげで、世界中のクジラがかつてないほど多くの脅威にさらされる中、国際的な商業捕鯨モラトリアムは緩和されるのではなく、強化されるべきです。
「今まさに日本の捕鯨船が、国際的に認められている南極海のクジラ・サンクチュアリーに向かっており、約1,000頭のクジラにその銛が向けられようとしています。会議で誠意を示すために日本は捕鯨計画を中断するよう、私たちは強く要請します。そしてケンブリッジの会議に出席する代表の皆さんに、クジラの保護について譲歩しないよう訴えます。」
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