インドで初、希少なウンピョウを野生に帰す

Tuesday, May 4, 2010
インド、マナス
ボドランド領土評議会 (BTC)、国際動物福祉基金 (IFAW – www.ifaw.org)、及びその提携団体、インド野生生物トラスト (WTI) は、ウンピョウの子2頭の首に無線発信器を装着し、野生に帰しました。インドでウンピョウがリハビリを経て無線発信器を装着されたのは、今回が初めてです。 

無線発信器は、ウンピョウの子どもたちが人間の手を完全に離れて自ら探索し始めるにつれ、その動きをリハビリ担当者が追跡する助けとなります。 

インド北東部に棲息し、非常に臆病で夜行性の、木に棲む種であるウンピョウ (Neofelis nebulosa) は、現在危機的状況にあり、野生には約10,000頭しか残っていません。ウンピョウは1972年のインド野生生物保護法のI群に掲載されており、IUCN の絶滅危惧種のレッドリスト上では「絶滅危惧 II 類」に分類されています。

「この子たちが順調に野生に復帰できるように、私たちはできる限りのことをすべてやっています」とIFAWの緊急救援部長、イアン・ロビンソン博士は言います。「首輪は拡張性のものを使用しており、1年間はもつ予定です。普通に装着していれば、自然に伸びて擦り切れてそのうち外れます。」

「不定期に保護調査を行う以外に、ひっそりと暮らすこの樹上性のネコ科動物を研究しようとする動きは今までありませんでした。普通のヒョウと違い、ウンピョウは森の林冠部に棲息し、決まった領域の種だけを捕食するスペシャリストなのです」とWTI の野生生物救援部長、NVA アシュラフ博士は言います。

「BTC はマナス・トラ保護区の一角にあるリプ森林保護区において、これらのウンピョウを野生に帰す取り組みを支援してきました。今私たちはその結果を心待ちにしています。ウンピョウはこれらの森林でも限られた数しか目撃されておらず、今回の試みはこの希少な動物の保護に貢献することになるでしょう。当評議会は、IFAW と WTI のこの取り組みに大変感謝しています」と BTC森林局の評議会会長、GCバスマタリは言います。

親のいないウンピョウの子どもたちは、昨年3月にアッサム森林局によって救助され、IFAW が支援する移動型動物診療所において人工保育されました。2009年9月、2頭の子どもたちは自然の状態での環境順化のためにマナス国立公園に移されました。

「子どもたちは野生の中で8ヵ月間かけて順応してきました。最初は日中に何度か散歩に連れ出され、夜は安全のために広い囲いの中で過ごしました。この2ヵ月間は毎日24時間ずっと野生の中で過ごすことを許されました。子どもたちは今や放し飼いで囲いに頼ることはなくなったので、監視のために無線発信器を着けるのが賢明と判断しました」とアシュラフ博士は付け加えました。  

Post a comment

Press Contact

クリス・カッター (IFAW – 米国)
Contact phone:
1-508-744-2066
Contact email:

Experts

Azzedine Downes, Président et directeur général
Président et directeur général
Céline Sissler-Bienvenu, Directrice, France et Afrique francophone
Directrice, France et Afrique francophone
Dr. Elsayed Ahmed Mohamed, Directeur régional, Moyen-Orient et Afrique du Nord
Directeur régional, Moyen-Orient et Afrique du Nord
Dr. Maria (Masha) N. Vorontsova, Directrice nationale, Russie
Directrice nationale, Russie
Grace Ge Gabriel, Directrice régionale, Asie
Directrice régionale, Asie
Isabel McCrea, Directrice régionale, Océanie
Directrice régionale, Océanie
Jeffrey Flocken, Directeur Washington, D.C., États-Unis
Directeur, Washington, D.C., États-Unis
Kelvin Alie, Directeur du programme de Lutte contre le commerce des espèces sauv
Directeur du programme de Lutte contre le commerce des espèces sauvages
Peter Pueschel, Directeur, Ententes internationales en environnement
Directeur, Ententes internationales en environnement
Vivek Menon, Directeur régional, Asie du Sud
Directeur régional, Asie du Sud